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とちぎデイズ mitanbooo.exblog.jp

餃子の街からつれづれ日記


by mitan_booo

ステンドグラス<ケイムでプレート>

今週に入って、ますます盛り上がりをみせるオリンピック。
昨日おとといは男女サッカーの準決勝でしたが、にわかファンの私ですら超楽しみで、頑張って午前3時まで起きて観戦しちゃいました。
しかしさすがに2日連続で3時間半睡眠はキツかったわ(@_@)


そして今日、カナダから帰国してちょうど1年が経ちました。
この1年、長かったようなあっという間だったような。。。

おいしいものをひたすら満喫し、ジム通いや日本でもゴルフを始めたり、久しぶりの日本をかみしめながらも特に変わり映えない毎日をのんびり過ごしてきたけど、そろそろ本気出すかな。(何の!?)なんて思う今日この頃です(笑)

カナダで4年間楽しく続けていたステンドグラスは、日本に戻ってきて半年たった頃からまたやり始めました。
インターネットでステンドグラス教室を探し、自宅から車で20分ほどのステンドグラス教室「グラスポイント」に月2回のペースで通っています。
ステンドグラス<ケイムでプレート>_b0236985_21404912.jpg

先生のご自宅横に建てられたかわいらしいトレーラーハウスがお教室。
中は意外と広くて、先生の作品やステンドグラスの材料などがたくさん置かれています。
ステンドグラス<ケイムでプレート>_b0236985_2148362.jpg

もちろん初心者は基礎からですが、基本的に自由制作で必要なところは先生が指導してくれるというシステムなので、生徒さんはそれぞれ自分のペースで進んでいけるところが気に入ってます。

私は初心者ではないので、まずは先生に今まで作ってきた作品の写真を見せて相談し、今までやったことがないケイム(鉛線)を使った作品からスタートすることになりました。

そして先週、日本での初作品ができあがりました!
ケイムを使ったステンドグラスのプレートです。
ステンドグラス<ケイムでプレート>_b0236985_2221740.jpg

ちょっと専門的な説明になりますが、今まで作ったステンドグラスのランプなどは、カッパーホイル(Copper foil)という薄いテープをガラス片の周りに巻いてハンダで接着して成型するんだけど、ケイムは柔軟性のある鉛の棒で、ガラス片をケイムに挟み込んで成型する仕組み。

カッパーホイルよりも強度があるので、飾り窓などを作るのによく使われていて、カッパーホイルが発明されるまではみんなケイムでステンドグラスを作っていたんだそう。

工程も、ペンチやハンマーを使ったりするので、よりガラス工芸っぽくて気分は職人さん(笑)
初めてやることに最初はワクワクでしたが、ケイムは成型していく順番も重要で、これがなかなか難しくて四苦八苦でした(^^;

しかも、久しぶりの作業だったもんで、ガラスのカットも失敗ばかり。。。
この斜めの部分、元々こういうデザインではなく、実はカットの時にオレンジ色のガラスが割れてしまったの(涙)
ステンドグラス<ケイムでプレート>_b0236985_2231914.jpg

予備のガラスもなくて「やっちまった!!どうしよう~~!?」と焦っていたら、先生が「じゃあ両方とも同じように割って、他のガラスを入れればデザインになるよ」とナイス・アイデアをくれました!
カナダの先生もそうだったけど、生徒の難題になんなく答えを出すことができるところが、やっぱり先生なんだよねぇー(感動)

総制作時間約15時間、最初のケイム作品はまずまずの出来でなんとか完成。
自宅が持ち家だったら、自分でデザインしたステンドグラスを壁や窓にはめ込んだりすることに憧れるんだけど、賃貸なんでしばらくは無理かなぁ。
でも別の活かし方を見つけて、またケイム作品にもチャレンジしてみたいです(^^)
by mitan_booo | 2012-08-08 22:43 | クラフト