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とちぎデイズ mitanbooo.exblog.jp

餃子の街からつれづれ日記


by mitan_booo

胃ポリープ切除で入院<その1>発見~手術決定まで

先週、長年温存してきた胃のポリープを切除し、昨日無事退院してきました!
術後の経過は順調で痛みもまったくなく、とりあえず胃以外はすこぶる元気です(^^)

入院前から今日まで、たくさんのお友達にお見舞いの言葉をもらってすごく嬉しかったです。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

ダンナもお見舞いのお花を持って、ほぼ毎日お見舞いに来てくれました。
思った以上に入院が長引いてしまったせいで、慣れない家事もやってくれて感謝です(^^)
胃ポリープ切除で入院<その1>発見~手術決定まで_b0236985_10384498.jpg

これから1~3か月は食事制限しながら、早く万全の胃腸体制に戻れるよう頑張ります!
あ~早くおいしいもの力いっぱい食べられるようになりたいな~。


私が胃のポリープの話をすると、「私もなのよ~」というお友達も結構いたりして(特に食いしん坊(笑))、この年になってくると意外とメジャーな病気なのかも。

大腸ポリープと違って、良性なら基本温存というイメージの胃ポリープ。
状況は人それぞれだし、病院によって対応も違ってくると思うけど、このご時世、ブログに書くことによって誰かの参考になるかもしれないし、自分の備忘録としても、今回の切除までの経緯と入院生活について書いておきたいなと思います。

(長文なので、興味のない方はスルーしてくださーい)


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最初に私の胃ポリープが発見されたのは、約6年前。
35歳で初めて人間ドックを受けて、そこで初めて胃・十二指腸の内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)を経験し、あっさり3個のポリープが見つかりました。。。

私のポリープは「過形成ポリープ」という種類で、がん化の可能性は極小(ゼロではない)だそう。
1個はこの時点ですでに大きいと言われたけど、ピロリ菌検査も陰性だったので、結果は「1年後経過観察」でした。

その翌年からカナダ駐在が始まり、毎年一時帰国したときに人間ドック(毎年同じ病院)で経過観察してたところ、39歳の人間ドックで「そろそろ切除したほうがいいね」とのお達しが!

理由は、この時点で一番大きなポリープは3cmもあって、出血している感じもあるからだと。
でも、そのときはまだ駐在中ですぐに手術の予定をたてられなかったので、病理検査だけしてもらい、結果が良性だったので、とりあえず切除は見送ってカナダへ戻りました。

余談ですが、カナダで健康診断を受けている駐妻友達によると、カナダでは胃ポリープも、良性・悪性にかかわらず即切除だとか。
しかも全身麻酔なので知らないうちに終わってるという、毎回おえおえ苦しむ私にとっては夢のような話!

これならカナダで取ったほうがいいかしらん?なんて思ったけど、なにしろカナダで専門医にかかるのはとてつもなく時間がかかるし(もちろん緊急性によります)、胃がん症例の多い日本のほうが技術が発達しているという話もある。。。

良性だったのでちょっと安心しちゃったこともあり、次の一時帰国までに切除するかどうか、するなら日本でするかカナダでするか・・・などなどのんびり考えていたら、その半年後に本帰国が決まり、あれよあれよというまに日本に本帰国。

本帰国から3か月後、前回の人間ドックからちょうど1年経った2011年11月、帰任者人間ドックと合わせて、宇都宮市の自宅近くの病院で、帰国後初めて胃ポリープの診察を受けました。

初めて鼻から入れる内視鏡を体験して感動!!
ちょっと「おえっ」となったけど、口から入れる内視鏡の何倍も楽でした♪
鼻の通りが悪い人もいるのでなんとも言えませんが、口からがつらい人は絶対試す価値あり!

んで、消化器外科の先生の所見はやっぱり「切除しましょう!」でした。
ネットとかで調べても、2cm以上あるとやっぱり取る傾向みたい。

しかし、実際に内視鏡での切除手術を行うのは消化器外科ではなく消化器内科の先生なので、消化器内科の先生と手術日程など相談してくださいと言われ、日を改めて再度病院へ。

すると、消化器内科の先生は、「ピロリ菌がいた場合、投薬治療でポリープが小さくなる可能性があるので、まずピロリ菌検査をしましょう」とな。
私は切除する気満々だったのでちょっと拍子抜けだったけど、ピロリ菌検査は6年前に一度したきりだし、病院も変わっているのでもちろん承諾。

再度日を改め、血液検査でピロリ菌の有無を調べると、結果は陰性。
そうなるといよいよ切除だなーと思っていたら、「たまに陽性なのに陰性になる場合があるので念のため」と、ピロリ菌検査のもうひとつの方法である呼気検査(薬を飲んで袋に息を吐く検査)もすることに(^^;

ここまで来たら徹底的にやってもらったほうがもちろんいいんだけど、この先生、人気なのかいつもすごく混んでいて予約もスムーズに取れないの。
おかげで最初に見てもらった11月からこの時点で早くも3か月が経過していました・・・

結局呼気検査でもピロリ菌は発見されず、投薬治療でポリープを小さくする可能性がなくなってしまったのに、先生はまだ「ん~、どうしましょうかね~」といった感じ。
あれれ??以前の人間ドックの先生もここの消化器外科の先生も「切除」とはっきり言ってたけど、消化器内科の先生は温存重視派なのかな??

先生に「このまま切除しないでほおっておいたらどうなりますか?」と聞いたら、「今の時点では何とも言えないけど、出血がひどくなれば貧血症状が出るかもしれないし、悪性に転移しないとは言い切れないですからねぇ」とのことだったので、私から「切除してください!」とお願いしました。

手術日程を決めるときも「いつ頃にしましょうかね?」なんて特に急を要さない感じだったので、この時点で決まっていた4月半ばの京都旅行以降がよいと伝えると、先生は「じゃあどうせならゴールデンウィークの後のほうがいいですね。いろいろ予定もあるでしょうし、術後に病院が休みだと厄介なので。」と。

こうして、最初に切除したほうが良いと言われてから約1年4か月、この病院に初診察にきてから約4か月、ようやっと切除手術日が2012年5月9日に決定したのでした!
いやー、長かった!!

これまで私の胃は痛みもなく、食事も問題なく取れていて、自覚症状は特にありませんでした。
手術に関しても、ネットで読みかじった情報などで、胃ポリープも日帰り手術ができるなんて話を知っていたし、大腸ポリープを切除した人たちも術後それほど大変そうに見えなかったので、胃ポリープ切除もそんなに大事じゃないんだろうなと勝手に思っていたの。

「入院していただきます」と言われた時も、先生に確認し忘れたのか勝手に勘違いしたのか、最長でも3泊かなーと思っていたし、「ポリープを切除すると胃潰瘍の状態になる」と言われても、胃潰瘍がどんな病気だかよくわかっていなかったので、術後の大変さをこれっぽっちも想像できませんでした。
いまは、先生ができるだけ手術をせずに済ませようとしてくれていたのがよくわかります。。。


てなわけで、ここまで自分でもびっくりするほど長くなってしまったので、手術・入院編は次回へ続く!!
by mitan_booo | 2012-05-16 14:49 | ひとりごと